遠い夜空に想いをよせて【今週のお題「七夕のお願い」】

もうすぐ七夕ということで梅雨空を見上げながら晴れることを祈っているのですが、こんなロマンチックなお話というのは古今東西に伝わっていますよね。

昨年のモロッコ展で人気であったベルベル絨毯の産地であるモロッコアトラス山脈にあるイミルシルという地方でも、部族の違いから一緒になれなかった男女が湖に身をなげて結ばれるという悲劇から一年に一度の求婚のお祭り「イミルシル婚約のムーセム」が生まれたと伝えられています。

そんな異国の恋物語を想いながら朗月堂さんでお気に入りの雑誌TRANSIT(トランジット)モロッコに恋してをちょい見していたら、なんだか見覚えのあるベルベル人のおばちゃんが載ってるじゃないですか!いやー懐かしい!


ベルベル絨毯の村アメルズガン村が特集されています。モロッコベルベル人は統一した文字を持たない文化であった為、その昔は近況や恋心を絨毯に一段一段と織り込んでいったそうです。一段ずつ何を想いを込めながら織り込んでいくのでしょうか。

そんななかでもモモアソシエのお気に入りは毛足の長いスタイルの絨毯たち。
ロッコ絨毯には珍しい黒地のものや、
(これはベルベル絨毯の中でも黒い毛の羊からしか織らないのでとっても貴重なものなのです)
天然染料100%で製作したもの、椅子の上に置くとちょうど良い小座布団サイズのチビ絨毯などなど。

そんな想いの詰まったベルベル絨毯展がこの冬もモモギャラリーで開催が決定しました。
今年はどんな絨毯がやってくるのかすごい楽しみなのですが、
それよりきっちり織り上げてくれるのか心配なのですが、、、乞うご期待です!!